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ディー・エヌ・エー(2432)銘柄分析|ポケポケ反動・ライブ黒字化・スポーツ/AIで見る再成長

ディー・エヌ・エー(DeNA)は、かつてのモバゲーのイメージだけで見ると分かりにくい会社です。現在は、ゲーム、ライブストリーミング、スポーツ・スマートシティ、ヘルスケア・メディカル、AI関連の新規事業を持つ、エンタメと社会課題解決の複合企業になっています。

2026年3月期は、前期に大きく貢献した『Pokémon Trading Card Game Pocket』の配信初速からの反動で減収減益となりました。一方で、ライブストリーミング事業は黒字転換し、スポーツ・スマートシティも利益を出しています。つまり、DeNAを見るときは「ポケポケが終わったか」だけではなく、ゲーム以外の利益柱が育っているかを見る必要があります。

目次

株価パフォーマンス比較

DeNAと日経225の株価パフォーマンス比較

上場来のパフォーマンス(2005年2月16日→2026年5月15日/もし100万円投資した場合)

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投資対象開始値直近値騰落率100万円投資していた場合
DeNA371.51円2,715.50円+630.9%約731万円
日経22511,601.68円62,654.05円+440.0%約540万円
注:DeNAは分割調整後終値ベース。日経225は同日または直近営業日の値を使用。税金・手数料・配当は考慮しない概算。

直近5年のパフォーマンス(2021年5月14日→2026年5月15日/もし100万円投資した場合)

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投資対象5年前の値直近値騰落率100万円投資していた場合
DeNA1,847.55円2,715.50円+47.0%約147万円
日経22528,084.47円62,654.05円+123.1%約223万円
注:2021年5月15日が休場日のため、開始値は2021年5月14日の終値を使用。日経225は直近営業日の値を使用。

株価パフォーマンスのポイント解説

DeNAは上場来で見ると、日経225を上回るリターンを出してきました。モバゲー、ゲーム、ベイスターズ、任天堂との提携、ポケポケなど、何度もテーマが変わりながら株価材料を作ってきた会社です。

一方で、直近5年ではかなり波があります。2024年3月期は減損で大きな営業赤字となり、2025年3月期はポケポケ寄与で急回復、2026年3月期はその反動で減益です。株価もこの業績変動を強く受けます。安定成長株というより、ヒット作や事業再編、資本政策で評価が変わる銘柄です。

今後は、ゲーム利益の反動をライブ配信・スポーツ・AI・ヘルスケアでどれだけ補えるかが重要です。特に2026年6月予定の南場智子氏CEO復帰は、事業ポートフォリオの再整理やAI活用の加速を市場が期待する材料になりやすいです。

歴史と成り立ち

創業から現在までの主な出来事と、その時点の時価総額を整理します。DeNAは、オークション、モバゲー、ゲーム、スポーツ、ヘルスケア、AIへと事業領域を広げてきました。

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年月時価総額出来事
1999年3月南場智子氏が有限会社ディー・エヌ・エーを設立。
1999年8月株式会社ディー・エヌ・エーに組織変更。
2005年2月約560億円東京証券取引所マザーズに上場。
2006年2月約1,100億円携帯向けゲーム・SNS「モバゲータウン」を開始。
2011年12月約2,100億円横浜DeNAベイスターズが誕生。スポーツ事業へ本格参入。
2015年3月約2,000億円任天堂と業務・資本提携。ゲームIP活用の可能性が広がる。
2017年3月約3,600億円南場智子氏が代表取締役会長に就任。
2021年4月約2,300億円岡村信悟氏が代表取締役社長兼CEOに就任。
2022年10月約2,100億円アルムを子会社化し、ヘルスケア・メディカルを拡大。
2024年10月約1,800億円Pokémon Trading Card Game Pocketを配信開始。
2025年3月約3,800億円DeNA AI Linkを設立。AI関連事業を強化。
2025年3月期約3,900億円ポケポケ寄与で売上収益1,640億円、営業利益290億円へ急回復。
2026年3月期約2,700億円ポケポケ初速反動と減損で減収減益。ライブ配信は黒字転換。
2026年6月予定株主総会を経て南場智子氏が社長兼CEO、岡村信悟氏が会長へ就任予定。
注:時価総額は分割調整後株価と推定株式数から概算。出来事は会社公式沿革、決算資料、公式ニュースをもとに整理。

業績推移

DeNAの売上収益と営業利益の推移
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決算期決算日終値時価総額売上規模営業利益率PERPBREPS
2021/31,977.4円2,128.7億円1,369.7億円16.4%9.5倍1.0倍207.54円
2022/31,736.7円1,869.5億円1,308.7億円8.8%6.8倍0.8倍256.45円
2023/31,706.9円1,837.5億円1,349.1億円3.1%22.2倍0.9倍76.78円
2024/31,443.8円1,554.3億円1,367.3億円-20.7%赤字0.8倍-257.60円
2025/33,419.1円3,680.6億円1,640.0億円17.7%15.7倍1.6倍217.24円
2026/32,436.0円2,622.4億円1,477.0億円12.7%14.2倍1.1倍171.36円
直近 2026年5月15日2,715.5円2,923.2億円会社予想なし会社予想なし15.8倍1.3倍171.36円実績
注:株価は分割調整後終値ベース。売上規模は売上収益。2026年3月期は実績、直近行は2026年3月期実績EPS・BPSを使った概算。会社は次期業績予想を未開示。

主な出典:2026年3月期 決算短信2025年3月期 決算短信2024年3月期 決算短信Yahoo!ファイナンス 株価時系列

業績推移のポイント

DeNAの業績は、見た目以上に変動が大きいです。2024年3月期は売上収益1,367億円に対して営業損失282.7億円でした。これはゲーム、IRIAM、医療子会社、スポーツ関連などで減損が出たことが大きく、通常の事業利益だけでは説明しきれない赤字です。

2025年3月期は、売上収益1,640億円、営業利益289.7億円へ急回復しました。大きな要因は『Pokémon Trading Card Game Pocket』です。ゲーム事業が大きく伸び、スポーツも堅調で、前年の赤字から一気に黒字化しました。

2026年3月期は売上収益1,477億円、営業利益186.9億円です。前期比では減収減益ですが、これはポケポケの配信当初の初速からの反動が大きいです。一方で、ライブストリーミングは黒字転換しました。今後は、ゲームの大ヒットに頼らず、複数事業で利益を作れるかが株価を見るうえで重要になります。

セグメント別の売上げ詳細

DeNAのセグメント別売上高と利益率
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セグメント売上高構成比セグメント利益利益率内容
ゲーム643.6億円43.6%296.6億円46.1%ポケポケなど。利益の最大柱だが、配信初速の反動で減収減益。
ライブストリーミング397.9億円26.9%39.8億円10.0%PocochaとIRIAM。費用最適化で黒字転換。
スポーツ・スマートシティ327.5億円22.2%18.0億円5.5%横浜DeNAベイスターズ、横浜スタジアム、川崎ブレイブサンダース等。
ヘルスケア・メディカル87.3億円5.9%-23.3億円-26.7%Join、kencom等。減損を含め赤字継続で選択と集中が課題。
新規事業・その他24.9億円1.7%-15.5億円-62.2%AI関連、EC等。中長期のポートフォリオ強化領域。
調整額・その他収益費用記載なし記載なし-128.6億円記載なし全社費用およびその他収益・費用の純額。
連結合計1,477.0億円100.0%186.9億円12.7%2026年3月期の連結営業利益。
注:2026年3月期決算短信ベース。構成比は外部顧客売上に近い連結売上収益で割って算出。セグメント利益と連結営業利益には調整額およびその他収益・費用がある。

セグメント別の売上げ詳細のポイント

2026年3月期の最大の利益源はゲーム事業です。売上収益643.6億円、セグメント利益296.6億円で、利益率は46.1%です。ポケポケの初速反動で前期比では減収減益でしたが、それでも全社利益の中心であることに変わりありません。

次に重要なのがライブストリーミングです。売上収益397.9億円、セグメント利益39.8億円となり、前期の赤字から黒字転換しました。Pocochaは費用最適化を進め、IRIAMは堅調に推移しています。ゲームほど派手ではありませんが、ここが安定黒字になれば、DeNAの業績変動はかなり抑えられます。

スポーツ・スマートシティは売上収益327.5億円、利益18.0億円です。横浜DeNAベイスターズの観客動員や、横浜スタジアム、川崎ブレイブサンダースなど、リアルエンタメの資産を持つ点が特徴です。一方で、ヘルスケア・メディカルは赤字で、減損も出ています。社会的意義は大きいものの、投資家目線では黒字化までの道筋が必要です。

主要KPI

DeNAの主要KPIと見るポイント
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項目売上・規模利益・KPI見るポイント
ゲーム売上収益643.6億円利益296.6億円ポケポケ配信初速の反動で減収減益。利益柱だが変動が大きい。
ライブストリーミング売上収益397.9億円利益39.8億円Pocochaは費用最適化、IRIAMは堅調。黒字定着が重要。
スポーツ・スマートシティ売上収益327.5億円利益18.0億円ベイスターズ観客動員、横浜スタジアム、川崎ブレイブサンダース等。
ヘルスケア・メディカル売上収益87.3億円損失23.3億円Joinやkencom等。減損後の固定費低減と重点領域への集中を見る。
新規事業・AI売上収益24.9億円損失15.5億円DeNA AI Linkなど。中長期の種まきだが赤字管理が必要。
注:2026年3月期決算短信、会社公式沿革・役員人事資料をもとに整理。

主要KPIのポイント

DeNAのKPIは、単純な売上高だけでは足りません。ゲームでは、ポケポケの初速だけでなく、継続率、イベント運営、課金の持続性を見ます。初速が強いタイトルは反動も出やすいため、翌年以降の利益維持力が重要です。

ライブストリーミングでは、PocochaとIRIAMの収益性改善が焦点です。以前はマーケティング費が重く赤字でしたが、2026年3月期は黒字化しました。これが続けば、DeNAの利益構造はゲーム一本足から少しずつ変わります。

スポーツでは、球団・スタジアム・アリーナ・街づくりを組み合わせたリアルエンタメの拡張性を見ます。AIやヘルスケアはまだ投資段階ですが、南場氏CEO復帰予定のもとで、どこに経営資源を集中させるかが次のテーマです。

同業他社・類似企業

DeNAと類似企業の比較
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項目DeNAサイバーエージェント任天堂MIXIコナミG
証券コード24324751797421219766
時価総額約2,920億円約6,668億円約13.6兆円約2,300億円約2.5兆円
売上規模1,477億円実績8,800億円予想約1.9兆円約1,500億円約4,200億円
営業利益率12.7%5.7〜6.8%予想10%台後半10%台20%台
PER15.8倍20倍台30倍台20倍台30倍台
PBR1.3倍約3.7倍数倍1倍台数倍
ROE8.0%18.9%10%台10%台10%台
注:時価総額・PER・PBRは取得時点の株価ベース概算。売上規模・営業利益率は会社予想または直近実績ベース。取得日:2026年5月15日。

強み

DeNAの強みは、ゲームだけでなく、スポーツ、ライブ配信、医療、AIまで事業の選択肢を持っている点です。ゲーム会社として見るとポケポケの反動が気になりますが、横浜DeNAベイスターズや横浜スタジアム、川崎ブレイブサンダースなど、リアルエンタメ資産も持っています。これは純粋なゲーム会社とは違う特徴です。

また、ライブストリーミングが黒字化したことは重要です。PocochaやIRIAMは、ゲームほど一発のヒットに頼らず、コミュニティ課金型の収益を作れます。さらにCygamesやGOなど持分法関連会社の影響もあり、持分法損益が税前利益を押し上げることがあります。資本政策面でも、自己株買い、配当、投資有価証券の整理がPBR改善材料になり得ます。

弱み

弱みは、業績のブレが大きいことです。2024年3月期は減損で大赤字、2025年3月期はポケポケで急回復、2026年3月期は反動で減収減益となりました。安定的に毎年利益が伸びる会社というより、ヒット作と減損、投資先の損益、事業再編で数字が大きく変わる会社です。

ヘルスケア・メディカルは社会的意義が大きい一方、まだ赤字です。医療・健康データ領域は規制や営業サイクルも複雑で、簡単には黒字化しません。スポーツも固定費があり、集客・チーム成績・施設投資の影響を受けます。複数の事業を持つことは強みですが、投資家には「どの事業で、いつ、どれだけ利益が出るのか」が見えづらい点が弱みです。

株価の上昇余地はあるか?(アップサイド・カタリスト)

DeNAのアップサイド・カタリスト

DeNAの上昇余地で最も分かりやすいのは、ゲーム事業の再加速です。ポケポケは2025年3月期に大きく貢献しましたが、2026年3月期は初速反動で減収減益となりました。今後、イベント運営や新カード、海外展開などで継続率と課金を維持できれば、ゲーム利益は再び評価されます。

次にライブストリーミングの黒字定着です。2026年3月期にライブストリーミング事業は黒字化しました。PocochaとIRIAMが安定利益を出せるようになると、DeNAはゲームのヒット依存を少し下げられます。

スポーツとAIも材料です。ベイスターズの観客動員、スタジアム運営、川崎アリーナ構想、リアルエンタメ領域は、DeNAならではの資産です。さらにDeNA AI LinkなどAI関連の取り組みが伸びれば、既存事業の効率化と新規収益の両方が期待できます。南場氏CEO復帰予定も、変革期待として株価材料になりやすいです。

株価下落余地はあるか?(ダウンサイドリスク)

DeNAのダウンサイドリスク

最大のリスクはゲーム利益の反動です。ポケポケのような大型タイトルは業績を一気に押し上げますが、初速が強いほど反動も出やすいです。新作やイベントで穴を埋められない場合、利益は大きく下がります。

もう一つのリスクは減損です。DeNAは2024年3月期に大きな営業赤字を出し、2026年3月期にもヘルスケア・メディカル領域などで減損がありました。複数の事業へ投資する会社なので、期待通りに成長しなかった領域では減損が発生しやすいです。

スポーツ・スマートシティは魅力的ですが、固定費と投資負担が重い面もあります。球団やアリーナは集客が強いと利益になりますが、景気、チーム成績、施設投資、自治体との調整など不確実性もあります。さらに持分法関連会社や投資有価証券の売却損益で税前利益が変動するため、営業利益だけでなく税前利益・純利益も確認する必要があります。

業界全体のモメンタム

DeNAを取り巻く業界モメンタム

スマホゲーム市場は成熟しています。強いIPや大型タイトルが出れば大きな利益になりますが、競争は激しく、開発費も高くなっています。DeNAにとっては、ポケポケのような強IPタイトルをどれだけ継続運営できるかが重要です。

ライブ配信・コミュニティ領域は、ユーザーの熱量が収益に直結します。PocochaやIRIAMは、テレビCMなどで単純にユーザーを増やす段階から、費用を抑えて収益性を高める段階に移っています。ここは黒字定着できれば、業界内でも価値があります。

スポーツとリアルエンタメは、コロナ後の観戦需要回復や地域活性化の流れが追い風です。一方、医療・ヘルスケアは社会課題解決につながる領域ですが、規制や導入スピードが遅く、利益化には時間がかかります。DeNAは「娯楽」と「社会課題解決」を両方持つ会社なので、投資家は事業ごとの時間軸を分けて見る必要があります。

株価に大きな影響を与えたニュース

DeNAの重要ニュース年表
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年月ニュース株価への見方
2005年2月東証マザーズに上場モバイルインターネット企業として成長期待を集める起点。
2006年2月モバゲータウン開始DeNAの成長イメージを作った主力サービス。
2011年12月横浜DeNAベイスターズ誕生スポーツ事業へ本格参入。事業領域が広がる。
2015年3月任天堂と資本業務提携ゲームIP活用への期待が高まる。
2022年10月アルム子会社化ヘルスケア・メディカル投資が拡大。
2024年10月ポケポケ配信開始2025年3月期の大幅増益につながった大きな材料。
2025年3月DeNA AI Link設立AI関連の新規事業・既存事業効率化への期待。
2026年5月南場氏CEO復帰予定を発表創業者主導での変革期待が市場テーマに。
注:会社公式沿革、決算短信、公式ニュースをもとに整理。

社長の経歴

2026年5月時点の代表取締役社長兼CEOは岡村信悟氏です。岡村氏は東京大学大学院を修了後、郵政省(現総務省)に入省し、2016年にDeNAへ入社しました。横浜スタジアム代表取締役社長、横浜DeNAベイスターズ代表取締役社長、スポーツ事業本部長、COOなどを経て、2021年4月に代表取締役社長兼CEOに就任しました。

ただし、2026年5月12日に発表された役員人事では、2026年6月27日開催予定の定時株主総会を経て、創業者の南場智子氏が代表取締役社長兼CEOに就任し、岡村氏は代表取締役会長に就く予定です。会社側は、ファウンダーである南場氏が変革をリードし、岡村氏は渉外を含む役割を担う体制が最適と説明しています。

この人事は、株価を見るうえでも大きな意味があります。DeNAは複数事業を抱え、ヘルスケアの赤字、ゲームの反動、AI活用、スポーツの拡張など、経営判断が難しい局面にあります。創業者がCEOに戻ることで、事業ポートフォリオの見直しや資本効率改善が進むかが注目されます。

株主構成

DeNAの株主構成
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株主名所有株式数割合見方
南場 智子約19,822千株約17.8%創業者。2026年6月に社長兼CEOへ復帰予定。
日本マスタートラスト信託銀行約14,000千株約13%前後機関投資家経由の保有。
日本カストディ銀行約7,000千株約7%前後機関投資家経由の保有。
任天堂約3%前後約3%前後資本業務提携由来の保有。
セントラル短資約2,807千株約2.5%大株主。
注:2025年3月期有価証券報告書等をもとに整理。比率は概算。

DeNAの株主構成では、創業者の南場智子氏が約18%を保有している点が大きな特徴です。創業者が大株主として残り、さらにCEOへ復帰予定であるため、経営判断と株主価値が結びつきやすい面があります。

一方で、信託銀行や海外機関投資家も一定の比率を持ちます。機関投資家は、ゲームの一過性利益だけではなく、ROE、PBR、自己株買い、配当、投資有価証券の整理、赤字事業の改善を見ます。DeNAはPBRが1倍台前半にとどまっており、資本効率改善が株価上昇のテーマになりやすい会社です。

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