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投資資金1000万以上

まずは大前提として、金融資産1,000万以上という状態は、客観的事実としてどの年代であれ経済的に一定の成功を収めている状態だ。

本人がどう思おうが平均よりも多くの資産を持っている状態であり、経済的勝ち組であることは間違いない。

ただ、その前提があった上で、この先給与所得のみをコツコツと詰み上げた生活の上に、望む幸せを手に入れられるのか?というと多分、今の日本はそういう国にはなっていない。

みんな薄々感付いているとは思うが、この国で普通とされる幸せは普通の状態では手に入れる事が出来ない。それは上位数%になる必要があるのだ。

そしてその上澄みの数%入った所で、その状態を維持する為には常に、金融資産を増やし続け無ければならない。

なぜなら、通貨の価値は目減りするからだ。

この実感については近年の物価高で実感している人も多いとは思うが、例えば日本政府が目指す物価上昇率2%で毎年物価が上昇した場合、現在200円のおにぎりが30年後には362円に。5%なら864円に。10%なら3,490円になる。

この話をするとそんな極端な事は起こらないと言われるかもしれないが、日本で言えば1990年~2020年くらいまでが特殊状況だっただけであり、2020年には120円だったおにぎりが今は200円に。戦前5円だった立ち食い蕎麦は今は500円に。基本通貨の価値というのは毀損するように出来ている。。

この物価の変遷を見て貰えばわかるように、お金の価値というのは長い目で見れば目減りして行く運命にあり、今の1000万円は将来的に、今と同じだけの価値を持たない。

それどころ、1億円という大金ですらインフレという現実の前には生活を守るだけの力を持ち得ないのだ。

しかもインフレというのは均一にすべての商品の価格が上がる訳では無い。近頃の動きをみていると必需品である食料品は2020年からすでに28%も値上がりをしている。

最早、儲ける為に投資するという時代ではなく、守るための投資するという時代に入っている。

投資資金1000万円以上の方へ向けた投資方針

では実際どういった投資を行って行けばいいのか、抑えるべきポイントは3つある。

1.インフレに負けない
2.時間を奪われない
3.流動性が低い投資はしない

この3つの項目を解説する。

1.インフレに負ける投資はしない

安全であるという事は大切だ。だが「安全」を言い訳にして、極端に利回りの出ない商品を選んではいけない。

ここを勘違いしている人が多い。元本が減らないから安心、と銀行預金やそれに近い商品にお金を寝かせる。一見、堅実に見える。だが思い出してほしい。さっきまで散々見てきた通り、通貨の価値は毎年目減りしていく。物価が年2%上がる世界で、年0.001%しか増えない預金に置いておくという事は、額面は変わらなくても、実質では毎年2%ずつ資産を失っているのと同じだ。

「減らない」のではない。「静かに減っている」だけだ。

具体的に言えば、上の図の通り、年利2%でも50年後には2,692万円にはなっている。一見、十分に増えているように見える。だが、何度も言うが、インフレによって通貨の価値は毀損していく。

しかも、ここで甘めに2%と見積もっているインフレ率は、近年の物価上昇を見る限り、その水準で収まる保証はどこにもない。額面で2,692万円に増えていても、その頃の物価が今の2倍3倍になっていれば、増えた実感はほとんど残らない。

だからこそ、最低でも年利5%以上を期待できる投資を選ばなければいけない。

仮に年利5%で1000万円を運用できたとするなら、その1000万円は50年後に1億1,467万円になっている。ここまで来れば、インフレに価値を食われても、それを上回るスピードで資産を積み上げられる。「インフレに負けない」というのは、こういう状態を指す。

2.時間を奪われない

1000万円以上の投資資金があるという事は、定職があり、社会的に必要とされる仕事をもっているという事だと思う。その仕事を疎かにしてまで投資をするという状況は基本的にはプラスに働かない。

あくまでも今ある生活の上に資産を積み上げる事が目的であり、その状況を脅かすような投資であってはならない。

そういう意味では多少利回りが上がろうが、自分の労力が奪われるような投資はこのステージの人は避けた方が良い。

若いうちにどうしてもまとまったお金が欲しい。投資だけで生きて行きたい。そういう気持ちは分かるが、このステージにいる人は時間さえ味方につけて、正攻法で攻めれば、最終的には多くのお金を手に入れる事が出来る。

『お前みたいな、バリバリリスクをとって投資だか投機だか解らん事をしてるヤツが言うな』というのは至極まともな指摘を受けそうだが、こんな終わっている俺だからこそこれは重みのある言葉だと思う。真っ当な人生にギャンブルを持ちこむ必要は無い。

3.流動性のない投資はしない

生き物の世界で、よくこう言われる。生き残るのは、最も強い種ではない。最も賢い種でもない。変化に対応できた種だ、と。

投資も、まったく同じだ。

なぜなら、今「正解」とされている事が、この先もずっと正解であり続ける保証は、どこにもない。

投資の世界の「正解」は、時代とともに移り変わってきた。銀行に預けておけば勝手に増えた時代もあった。土地さえ持っていれば安泰だと言われた時代もあった。その時々で「これが堅実だ」とされてきた答えは、後から振り返れば、必ずしも正解ではなかった。

今この記事で語っている事だって、例外ではない。今の時代において最も合理的だと考えて書いてはいるが、それが30年後も最適のままだと、誰にも保証はできない。
だからこそ、3つ目の基準はこうなる。「今の正解」に、二度と動かせない形で、全部を縛りつけてはいけない。

ここで効いてくるのが、流動性だ。流動性とは、必要になった時にその資産をすぐ現金に戻せる、という事。言い換えれば「後から考えを改められる余地」を、手元に残しておくという事だ。
今の判断が将来も正しいとは限らない。ならば、軌道修正できる状態を残しておく。これが「変化に対応できる」という事の正体だ。逆に流動性のない投資は、その余地を最初から奪う。状況が変わっても、自分の考えが変わっても、打てる手が何もない。

念のため言っておくと、これは「コロコロ乗り換えろ」という意味ではない。値動きを追って売り買いを繰り返すのは、時間を奪われるし、たいてい裏目に出る。そういう話ではなく、もっと手前の話だ——出口のない投資に、最初から足を踏み入れるな。普段は動かさなくていい。ただ「動かしたい」と思う時に動かせない資産は自分を守ってはくれない。

最も強い投資を選ぶ必要はない。最も賢い投資を選ぶ必要もない。何が起きても動ける——変化に対応できる投資を選ぶ。それだけで、資産は生き残る。

不動産投資

株式投資

円安ヘッジ

まとめ

と言うことで、普通に仕事をしていて、投資に使える資産が1000万以上あるような人は当たり前のことをあたりまえにやれば良いだけだ。

皆。他人より突出してお金持ちになろうとするが、今の10倍お金があった所で、10倍幸せになれる訳ではない。しかし、今より貧乏になって、日々の生活が困窮するようになればその不幸はあなたを殺す可能性すらある。

今貧困の中にいるなら、リスクを犯すメリットがあるが、今それなりの生活を送れている人が、その生活をリスクに晒してまでリターンを取りに行く行動は期待値がとれていない。

ある意味今満たされた生活をしているあなたは、精神的な面で言えば、貧困の中にいる人よりもお金を減らした時のリスクが高い。

だから。このゾーンにいる人は当たり前のことを当たり前に。お金持ちになる努力ではなく、今の生活を守る努力をしてほしい。

と・・・リスクをバリバリとってイカレタ人生を送ってる僕は思います!!!!俺みたいな投資しちゃだめだよ!!!

でも円のまま持っていてもあなたの生活は守れないよ!というのが結論です。